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デルタ型3Dプリンタ(13) 欠品パーツを探す

中国製キットの個人輸入ということで、この程度のトラブルがあるのは想定内。とはいえ、ちょっとの間、呆然としたのも事実。気を取り直して、欠品していたパーツの代替品を探します。ここでちょっとした疑問が発生しました。このパーツはなんという名前なのでしょう?RepRap系3Dプリンタが、このような部品を専用部品として新造しているとは思えません。おそらく既存の、それも一般的なパーツの流用なのではないでしょうか。そうだ...

デルタ型3Dプリンタ(12) エクストルーダ(1)

フィラメントを送り出す、エクストルーダを作ります。パーツは、以下の通り。エクストルーダのパーツこのときは、ここに写っているパーツの、ある問題について、まったく気がついていませんでした。マニュアルの手順によると、最初にステッピングモータの軸に、フィラメント送り出し用ギアを取り付けます。しかし、例によって、軸のどの位置に取り付けるべきか、指示はありません。機能を考えると、エクストルーダを通るフィラメン...

デルタ型3Dプリンタ(11) 駆動ベルト

ステッピングモータでキャリッジを駆動するためのベルトを取り付けます。駆動ベルトキットには、長い1本のベルトが付属していました。3本ぶんとしてはあまりにも長いので、作業が簡単な4分割にしても大丈夫なのかな、と思いましたが、短すぎたら困るので3分割に。結果として、この選択は正解でした。ベルトはかなり余りますが、4分割できるほどは余りません。危ない危ない。ベルトをかけるときは、上部コーナーの斜めネジを緩めて...

デルタ型3Dプリンタ(10) フレーム上部の組み立て

フレーム下部と上部コーナーを組み立てます。どうもこのあたりからマニュアルの説明が雑になってくる気がします。マニュアルの写真には、最低2種類の機材が使われていて、何かの写真の使い回しのようです。上部コーナーに、斜めのネジとナット、上部コーナーをフレームに固定するネジとナットを取り付けます。上部コーナーにネジとナットをつける斜めのネジとナットは、ベルトを取り付けた後、上部コーナーを持ち上げてベルトのテ...

デルタ型3Dプリンタ(9) 印刷ヘッドの設置

完成したフレーム下部のキャリッジに、印刷ヘッドのロッドを接続します。ここまで比較的順調でしたが、ここでは苦戦しました。セルフレベリングにロッドを接続したときと同様に、ネジとナットでキャリッジにロッドを接続していきます。チャレンジ11つ目のキャリッジの作業。ネジ穴は2カ所。1カ所はスムーズに入るものの、もう1カ所は例によってねじ込まないと入りません。が、問題はナットのほう。内側にナットを設置した状態で外...

デルタ型3Dプリンタ(8) フレーム下部の組み立て

組み立て済みの下部コーナーと、リミットスイッチを設置したアルミフレームを組み立てます。下部コーナーの隅、6カ所に、アルミフレームを固定するネジとナットを設置します。上下コーナーを組み立てたときと同じ仕組みです。マニュアルに明示的な指示はありませんが、掲載されている写真を見ると、下部コーナーは、モータの配線が下向きになるように設置するようです。ネジとナットを設置し、配線を通すアルミフレームに設置した...

デルタ型3Dプリンタ(7) リミットスイッチ

キャリッジがXYZ軸の端に達したことを検出する、リミットスイッチを設置します。パーツは、次の通り。リミットスイッチのパーツ3Dプリンタで作られたパーツを、ネジとナットで固定します。パーツは、3つとも端から同じ距離に固定しますが、マニュアルにはその距離が書かれていません。マニュアルの写真を参考に、上部コーナーとマイクロスイッチの配線スペースを考えて、適当に位置を決定。ノギスを使って、位置を揃えました。3つ...

デルタ型3Dプリンタ(6) キャリッジ

印刷ヘッドにつながるロッドを駆動する、キャリッジを作ります。パーツは以下の通り。このパーツも3Dプリンタで出力されたものです。キャリッジのパーツマニュアルによると、最初に滑車のテンションを調節するネジとナットをつけるようです。ナットはクルクル回ってしまうので、ラジオペンチで挟みながらネジを回しました。調節用のネジとナットこのネジとナットをどのくらい締めるべきか、マニュアルには何も書かれていません。機...

デルタ型3Dプリンタ(5) 印刷ヘッド

セルフレベリング機構に、ロッドと冷却ファンをつけて、印刷ヘッドを完成させます。ここもマニュアル通りにはいきませんでした。いよいよドリルの出番です。ロッドの取り付けマニュアル的な作業としては、パーツに開けられた六角形の穴に六角ナットを入れておき、ネジとナットでロッドエンドとパーツを固定する……のですが、そうすんなりとは進みません。まず、パーツに開けられた六角形の穴に六角ナットが入りません。六角形の穴が...

デルタ型3Dプリンタ(4) セルフレベリング

マニュアルに沿って、ホットエンドを組み込んだセルフレベリング機構、というか、印刷ヘッド全体を作ります。パーツは、以下のとおり。セルフレベリング機構のパーツ今まで気が付きませんでしたが、成型パーツはコーナーのパーツだけで、それ以外は、3Dプリンタで出力したもののようです。積層の跡がはっきり残っています。ロッドの確認セルフレベリング機構には、ヘッド全体を動かすロッドが6本接続されます。ロッドの長さのバラ...